浦和とACL初戦で激突するWSWサポーターが大騒動! 国内リーグで敵将侮辱の横断幕&15人逮捕
シドニーFCとのダービーマッチで、モラルに欠ける横断幕を掲げ大問題に
浦和レッズは21日に、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ初戦を敵地で戦う。その対戦相手であるウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)に“横断幕問題”が発生していると、「デイリー・テレグラフ」のオーストラリア版が伝えている。
問題が起きたのは現地時間18日に行われたオーストラリアAリーグ、シドニーFCとのダービーでのこと。試合こそ1-0で勝利したものの、WSWサポーターが標的にしたのは過去にJリーグ・ベガルタ仙台でも指揮を執った経験があるグラハム・アーノルド監督だった。ゴール裏の熱狂的なサポーターが、ある横断幕を掲げたという。
それはアーノルド監督が、男性と裸で性行為に及んでいる絵だった。あまりにもモラルのない横断幕に対して、アーノルド監督が激怒。シドニーFC側はWSWに対して、謝罪を求めている。
この件に関してオーストラリアサッカー連盟も、「WSWから木曜日の正午までに、この横断幕の原因を通知するように知らせている」と、断固たる処置を取ることを発信している。
またダービーでは、スタジアム内でサポーターが小競り合いを起こし、およそ15人の暴徒が逮捕される状況に陥っている。浦和にとってWSW戦は、2007年以来となるACL制覇に向けた大事な初戦となるが、相手の一部サポーターの荒くれぶりが懸念材料となるかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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