29日、国立競技場でJ1東京Vと対戦する

　スペイン1部レアル・ソシエダは5月29日、国立競技場でJ1東京ヴェルディと親善試合を行う。日本代表MF久保建英が日本に戻ってきているなか、スペインメディアは「久保が日本での練習の主役に」と人気ぶり脚光を当てている。

「JAPAN TOUR 2024」において、日本を訪問しているソシエダ。2023-24シーズンはラ・リーガ6位の成績だった。29日に向けて準備を進める久保をはじめとした来日メンバーの練習には、日本のファンも多く押しかけている。

　スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「ソシエダの選手たちは、トレーニングセッションでの日本のファンの応援に感謝している」と伝え、「練習以外の時間では久保はサインや写真を求める多くの日本人の足を止めた」と人気ぶりを報じている。

「ハマリ・トラオレとシェラルド・ベッカーはピッチに残ってアカデミーの子供たちとゲームをした。国民のアイドルであり、このツアーの主役である久保自身も、何人かの若者たちとゲームを楽しんだ」

　久保とミニゲームを楽しむ子供たちの様子は、クラブの公式X（旧ツイッター）でも公開され話題を呼んだ。人気を博す久保の活躍も見逃せない東京V戦は、29日19時キックオフ予定となっている。