37歳の“超人”元Jリーガー、バズーカ砲未遂のパンチ力に海外衝撃「非現実的なスピード」

アトレティコ・ミネイロのフッキ【写真:Getty Images】
アトレティコ・ミネイロのフッキ【写真:Getty Images】

後半ATに1点を挙げチームの快勝に貢献

 ブラジル1部アトレチコ・ミネイロは現地時間5月28日、リベルタドーレス杯グループステージ第6戦でカラカス(ベネズエラ)と対戦し4-0で勝利した。ホームで完勝を飾ったなか、かつて日本でも活躍した元ブラジル代表FWの強烈なシュートが話題になっている。

 試合は、前半10分にカラカスGKウイケル・ファリニェスが一発退場でピッチを去る波乱の展開でスタートした。すると同28分、MFペドリーニョのヘディング弾でアトレチコ・ミネイロが先制。その12分後にはMFアリソン・サンタナが左クロスをボレーで叩き込みリードを2点に広げた。

 後半に入ってもアトレチコ・ミネイロ優位の展開は変わらず。同16分にペドリーニョが2点目を挙げると、アディショナルタイム3分にはJリーグ3クラブでのプレー経験があるFWフッキがボックス外から左足ミドルシュートを沈めゴールショーを締めくくった。

 この試合でしっかりと結果を残したフッキ。ただ、見せ場はここだけではなかったようだ。前半のフリーキック(FK)シーンが注目を集めている。

 その場面が訪れたのは、前半立ち上がりの13分。ゴールほぼ正面、約21メートルの距離でFKを獲得すると、長い助走からフッキが左足を振り抜いた。壁の間を抜けたボールに相手GKはなんとか横っ飛びで反応。ボールは右ポストに当たり、カラカスとしては難を逃れた。ゴールならずとはいえ、左足のパンチ力の健在ぶりを示したワンシーンだったと言えそうだ。

 かつてJリーグでもプレーした“超人”フッキのバズーカ砲未遂動画が公開されると話題に。SNS上には「相変わらずロベカル張りのやべぇの蹴る」「壁こわいだろーな」「非現実的なスピード」といった反応が寄せられた。今年7月には38歳になるフッキ。まだまだパワーが衰えることはなさそうだ。

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