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ファン・ハール監督がマンUサポーターに感謝 「信頼を表現してくれた。こんなことは1度もなかった」
「起立して拍手。信じられない」
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が今季開幕直後の不振にも関わらず、声援を続けてくれたサポーターに感謝を捧げている。英国営放送「BBC」が報じている。
今季新監督に就任したオランダ人指揮官は序盤戦で名門史上に残る不振に陥った。
開幕10試合で勝ち点13は1986~87年以来という最悪の数字。リーグカップ初戦の3部、MKドンズ戦でも0-4惨敗を喫し、敗退した。暗闇のオランダ人指揮官を照らしたのは“シアター・オブ・ドリーム”の観衆の温かい声だったという。
「私はファンに感謝している。最初の6か月間、彼らはとても重要だった。私はホームでドローや敗北の後でまだ拍手をしている観衆をこれまで経験したことがなかった。信頼を表現してくれた。こんなことは1度もなかった」
1億4900万ポンドの巨額移籍金を注ぎ込み、ビッグネームを獲得しながらも、結果を出せないチームを支えるサポーターは感銘的だったという。
「バルセロナでは白いハンカチを、バイエルンでは口笛、アムステルではサポーターに怒鳴られた。ここでは拍手してくれる。起立して拍手。信じられない」と語り、マンUサポーターの懐の広さに驚嘆していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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