「冷ややかな目」払拭 リバプール遠藤、プレミア2年目の飛躍を現地期待「さらにいい選手に」

リバプールの遠藤航【写真:Getty Images】
リバプールの遠藤航【写真:Getty Images】

遠藤の公式戦出場時間はチーム10位の2758分

 イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、今季公式戦43試合に出場するなどユルゲン・クロップ監督の下で主力選手として活躍した。来季はクロップ監督に代わってアルネ・スロット新監督が就任するが、現地メディアは1年目の経験を経てさらなる成長を遂げると期待を懸けている。

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 遠藤は昨夏の移籍市場終盤にドイツ1部シュツットガルトから加入。加入当初は出番が限られていたが、シーズンが進むにつれて出場機会を増やし、昨年末以降は4-3-3のアンカーとしてレギュラーに定着。最後まで主力選手として活躍した。

 公式戦出場はプレミアリーグの29試合を含む計43試合。プレー時間にすると2758分(Transfermarkt参照)で、ハービー・エリオット(2814分)、アリソン(2880分)、コーディ・ガクポ(3016分)、ダルウィン・ヌニェス(3026分)、モハメド・サラー(3160分)、ジョー・ゴメス(3191分)アレクシス・マック・アリスター(3560分)、ルイス・ディアス(3613分)、そしてキャプテンのフィルジル・ファン・ダイク(4072分)に次ぐチーム10番目。当初は獲得を疑問視するような声もありながら、ピッチでのパフォーマンスで評価を一変させた遠藤をリバプール専門メディア「DaveOCKOP」も高く評価していた。

「初めは多くのリバプールファンから冷ややかな目で見られていたが、この日本代表はリバプールの選手とは何たるかを理解していることをすぐに証明した。彼は不屈の仕事ぶりと粘り強さによってアンフィールドのファンから慕われた。遠藤は30代とは思えないような動きを見せ、1-1の引き分けに終わったアンフィールドでのマンチェスター・シティ戦では相手の中盤を窮地に追い込んでいた。この1年のプレミアリーグでの経験を経て、日本のキャプテンは来季さらにいい選手になれるだろう」

 英国メディアでは遠藤に代わる長期的な6番のオプションを獲得すべきとも盛んに報じられているが、プレミアリーグのリズムに馴染んだ遠藤の2年目の活躍にも注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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