遠藤航は「リバプールで最も純粋な6番」もなぜ控え予想? 185cmボランチを新戦力に英紙推奨
アタランタのブラジル代表MFエデルソンを補強候補に推奨
イングランド1部プレミアリーグは全日程が終了し、英メディアでもシーズン総評が行われている。リバプールは24勝10分4敗の3位で来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したなか、加入1年目だった日本代表MF遠藤航は守備的MFとして高い評価を受けつつ、英紙は来季の補強も予想している。
現在31歳の遠藤は昨夏にドイツ1部シュツットガルトから移籍金1600万ポンド(約32億円)で加入。当初はポジション争いでバックアッパーに甘んじていたが、今年に入って4-3-3のアンカーポジションでスタメンに定着し、最終的に公式戦43試合に出場した。
来季からはユルゲン・クロップ監督に代わってアルネ・スロット監督が指揮を執るなかで、英紙「デイリー・ミラー」は「もしスロット監督がフェイエノールトで成功を収めた4-2-3-1のフォーメーションを中盤でも再現したいのであれば、守備重視の選手と契約することになるだろう」と言及。現状の陣容については、「遠藤航はリバプールの中で最も純粋な6番(ボランチ・アンカーの守備的MF)に近い選手であり、今シーズンは(アルゼンチン代表MF)アレクシス・マック・アリスターや(イングランド代表DF)ジョー・ゴメスまでもが6番を任されていた」と分析した。
そのうえで、記事では補強候補にはイタリア1部アタランタでプレーする24歳のブラジル代表MFエデルソンを挙げ、マック・アリスターとのダブルボランチを予想している。
「アタランタの(ブラジル代表MF)エデルソンは、ヨーロッパリーグ決勝のレバークーゼン戦での素晴らしいパフォーマンスで、多くの注目を集めたばかりだ。リバプールは以前から、エデルソンのアタランタ時代のチームメイトで、AZアルクマールでスロット監督のためにプレーした(オランダ代表MF)トゥーン・コープマイネルスとの噂があったが、身長185センチのブラジル人選手(エデルソン)のほうがぴったりくるかもしれない」
今夏の補強動向次第で、ポジション争いにおける遠藤の立ち位置も大きく変わるかもしれない。