リーグ4つで得点王、C・ロナウドは「欧州でも行ける」 ニア打ち抜く“未遂弾”も話題

アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

リーグ最終節で2ゴールの活躍

 サウジアラビア1部アル・ナスルは現地時間5月27日、リーグ最終節でアル・イテハドと対戦し4-2の勝利を収めた。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが2ゴールの活躍を見せたなか、前半のシュートシーンにも驚きの声が上がった。

 2022年末に総額2億ユーロ(約280億円)とも言われる年棒でアル・ナスルに加入したロナウド。39歳となったなか今夏にドイツで開催されるEURO(欧州選手権)2024に出場するポルトガル代表メンバーにも選出され話題となった。

 27日のリーグ最終節ではホームでアル・イテハドと激突。1本のパスで抜け出し左足で決めた先制弾、打点の高いヘッドでコーナーキックに合わせたチーム2点目を決めて4-2の勝利に大きく貢献した。

 ロナウドはこの得点シーン以外でも、何度もゴールにせまる。特に前半早々にネットを揺らしたが認められなかった2つの場面は、多くのファンを虜にした。

 前半9分、相手ペナルティーエリア内でスルーパスを受けたロナウドは、角度のない左の位置から右足を振り抜く。GKの頭上のバーに当たったボールはそのままネットの中に吸い込まれた。

 これはオフサイドで取り消され、前半44分に再びロナウドにチャンスが訪れる。右サイドの広大なスペースでボールを受けたセネガル代表FWサディオ・マネ。絶妙なタイミングでDFラインとGKの間にボールを通すと、ロナウドがしっかり流し込んだ。だが、この場面でのわずかにロナウドがオフサイドでポジションだったため、ゴールは認められていない。

 どちらもオフサイドで記録には残らなかったが、ファンからは「あのキック力とあのコースさすが」「シュート上手すぎ」「化け物やん」「ネット揺らしすぎ」「欧州でも全然行ける」と反響コメントが寄せられている。

 ロナウドは今季リーグ通算35ゴール11アシストをマークで得点王を獲得。これまでプレミアリーグ(2007-08シーズン)、ラ・リーガ(10-11/13-14/14-15)、セリエA(20-21)でそれぞれ得点王を獲得してきたなか、新たにサウジアラビアでの記録が加わっている。2ゴールもさることながら、4度ネットを揺らしたスターの活躍がサポーターの記憶に強く焼き付いたはずだ。

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