リバプール新政権の“補強第1号”は26歳MF? クラブ希望年齢外も専門メディア「例外かも」
来季よりスロット新監督が指揮を執る
イングランド1部リバプールは、今シーズン限りでドイツ人監督ユルゲン・クロップ政権が終わりを告げた。来季よりアルネ・スロット新監督が指揮を執ることが決まっているなか、最初の補強はMFかもしれないという。
リバプールでは、現在31歳となった日本代表MF遠藤航が今季のアンカーのポジションを任されていた。ドイツ1部シュツットガルトから電撃移籍した日本のキャプテンは、プレミアのサッカーに慣れ始めるとスタメンを確保。シーズンをとおして公式戦42試合出場で2ゴール1アシストの戦績を残した。
ただ、来季以降もポジションを確保できるかは全選手が定かではない。スロット新監督に代わりどのようにメンバーが変わるのか。各メディアでも意見が分かれている。そのなかでリバプール専門メディア「Empire of the Kop」は「移籍第一号が監督との会談を経て明らかになるかも」と1人の補強候補をピックアップした。
その選手がイタリア1部アタランタでプレーするオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルス。アタランタの26歳は、今季セリエAで12ゴール5アシストをマークしている。記事では、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏の情報を出しつつ、「元々同じAZに所属していた2人の噂が絶えない」と、かつてオランダ1部AZアルクマールにてスロット監督と共闘経験があるコープマイネルスが取り上げられていた。
イタリア人記者のマッテオ・モレット氏も「アタランタが今夏にこのMFの退団を許可する用意があるかもしれない」と、移籍の可能性を否定していないという。一方で「Empire of the Kop」は「リバプールの希望年齢外だ」というネックな点にも触れている。遠藤を除き、昨夏獲得した選手(アレクシス・マック・アリスター/ドミニク・ソボスライ/ライアン・フラーフェンベルフ)はいずれも25歳以下。それでも「スロットが再会を望むなら例外となるかもしれない」といった意見を展開していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)