神戸FW、接触プレーで相手が負傷交代 代表OB見解「腕が相手に当たることはよくある印象」
神戸FW武藤との接触で東京VのMF松橋が負傷交代
ヴィッセル神戸は、5月26日に行われたJ1リーグ第16節東京ヴェルディ戦で0-1と敗れ、1年半ぶりのリーグ2連敗を喫した。相手選手が接触プレーで負傷交代となったシーンに関して、反響が拡大している。
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0-0で迎えた前半23分、神戸FW武藤嘉紀と東京VのMF松橋優安の2人は空中のボールに飛び込み、武藤の右肘付近が松橋の顔面を直撃。松橋は出血してしまい、プレーが止まった。
松橋は出血がユニフォームについてしまい、前半28分過ぎに治療を終え、一度はピッチに入るも自らピッチに座り、再び倒れ込んでしまう。結局、松橋は前半32分、担架で運び出され、MF齋藤功佑と交代となった。
試合はその後の後半20分、自陣左サイドから放り込まれたクロスを山口が戻りながらクリアを試みたが、これが無念のオウンゴールとなり、神戸は2022年10月・11月以来となるリーグ戦2連敗を喫した。
神戸の吉田孝行監督は試合後、後半にハンドでノーゴール判定となり、オウンゴールで失点という「明暗が分かれる結果となった」点について、「しっかりVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のある中での判断だったと思います。失点シーンもクロスからオウンゴールというところだけをフォーカスしがちですが、原因はそうではなく、それ以外のところにもたくさんあるので、しっかり映像を見て分析していくだけです」と語っている。
一方で、武藤と松橋の接触シーンに関して、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「たしかに(武藤の)腕が(松橋の顔に)入ってますね」と言及。「バランス的なこともありますけど、武藤の腕が相手に当たることはよくあるイメージがあります。故意ではないのでしょうが、印象は良くない。しかも彼は身体が強いですから、接触の衝撃も大きいと想像できます。身体が強いがゆえに、無意識にフィジカル任せになってしまうこともあるのかもしれません」と見解を述べていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)