昨季J1王者に16年ぶり勝利も「浮かれない」 東京V監督、“魂のロッカールーム”に反響
東京Vの城福監督が伝えた試合後のメッセージに熱視線
東京ヴェルディは5月26日、J1リーグ第16節で昨季王者ヴィッセル神戸と対戦し1-0で勝利した。神戸が2022年シーズンのリーグ最終節以来となる2連敗を喫した試合後、東京Vの城福浩監督はロッカールームで選手へ向け熱のこもった言葉を贈った。
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東京Vはスコアレスで迎えた前半23分、MF松橋優安が頭部から出血するアクシデントが発生。神戸FW武藤嘉紀の右肘付近がヒットした怪我による治療後、一度はピッチに戻ったものの、同32分にMF齋藤功佑と交代となった。
それでも東京Vは後半20分、敵陣右サイドからのクロスがMF山口蛍のオウンゴールを誘発。これが決勝点となり、2008年4月以来(1-0)となるJ1での神戸戦勝利に。またデータサイト「オプタ」では、「ヴェルディがJ1の敵地で4回以上対戦しているカードで、唯一無敗を継続しているのはヴィッセル戦(8勝3分)。無敗」と紹介。アウェー戦での相性の良さを伝えている。
そんななか、試合後のロッカールームの様子の一部をクラブ公式X(旧ツイッター)が公開。城福監督は「0-5があり、色々なことがあって。いい競争があって今日みたいな魂こもった試合をやって……。いいか、ここからだからな。色々な経験をしてアクシデントがあって、それをプラスに変えてここから! 浮かれない。0-5も忘れない。ここからだぞ!」と改めて選手へ思いを話した。
東京Vは19日に行われた前節FC町田ゼルビア戦で0-5の大敗。苦境を経て、再び浮上へ突き進もうとする城福監督の熱い姿にSNS上でも「サポーターにも響く」「リアリスト城福さん」「良い雰囲気」「熱くて好き」「カッコよくて好き」とファンが賛辞のコメントが寄せられていた。