J1下位クラブに外国人MFが新加入? 海外メディアが報道「6月に発表される見込み」
ベトナム代表MFグエン・クアン・ハイがJ移籍に接近か
Jリーグに海外から新たな選手が加わるかもしれない。27歳のベトナム代表MFグエン・クアン・ハイの移籍候補に、J1北海道コンサドーレ札幌の名前も挙がっているようだ。ベトナムメディア「VnExpress」が報じている。
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グエン・クアン・ハイは母国でプロキャリアをスタート。2022-23シーズンではフランス2部ポーFCでもプレーし、リーグ戦12試合1ゴールをマークしている。今季から母国コンアン・ハノイFCに移籍し、ここまでリーグ17戦に出場7ゴール2アシストの結果を残してきた。
次なるステップアップに注目が集まるグエン・クアン・ハイについて「VnExpress」は「情報筋によると札幌ともうすぐ合意に達する。状況が変わらなければ、両者の契約は今年6月に発表される見込みだ」と報道。実現すれば「彼のキャリアを発展させる」とランクアップも期待できると伝えた。
一方、日本のリーグに移籍することで生じる障害も指摘。ベトナム代表としても42キャップを誇るグエン・クアン・ハイは、2024年末にかけて行われるASEANカップで主力の1人として期待される。同メディアは「代表にとって重要な大会であるASEANカップ2024に出場できなくなる可能性も」と懸念を指摘する。
「ASEANカップの開催時期はFIFAの公式スケジュールから完全に外れているため、クラブは代表チームのために選手を放出する必要はない。札幌は現在、降格を免れるために苦境に立たされている。このチームが、シーズンの重要な局面で選手の欠場を受け入れる可能性は非常に低い」
札幌は5月25日のJ1リーグ第16節で鹿島アントラーズに0-3の完敗。リーグ2連敗で19位に沈む。チーム復調を目指す札幌に、新たな戦力が加わることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)