鎌田大地は「残りたがっている」 ラツィオ残留希望を監督が証言「新契約を結ぼうとする」
首位インテルとのゲームでは鮮やかな左足ミドル
イタリア1部ラツィオに所属するMF鎌田大地に対し、同じくローマを本拠地とする名門ASローマが今夏の移籍市場での獲得を目指す可能性が浮上している。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じた。
鎌田は昨季限りでドイツ1部フランクフルトを退団し、夏の移籍市場の最終盤でラツィオに加入。シーズン入り当初はスタメン起用もあったが、徐々に出場機会から遠ざかった。ラツィオは2021-22シーズンからマウリツィオ・サッリ氏が率いていたが、3月中旬に電撃辞任。その後にイゴール・トゥドール監督が就任すると鎌田を中心的な存在に据えた。鎌田もパフォーマンスを高め、首位インテルとのゲームでは鮮やかな左足ミドルも決めた。
一方で注目されているのが去就について。イタリアメディアでは盛んに鎌田の契約は単年プラス3年の延長オプションが付帯したものだと報じられてきた。そして、鎌田はラツィオ残留の可能性を除外していないものの、3年という契約期間がネックになりオプションを行為せずに新たにフリーの選手として交渉する可能性も指摘されていた。
そうしたなかで、ローマは鎌田の獲得をプランに入れているという。鎌田にはサッリ氏からトゥドール監督への交代によってラツィオで出場機会を確保しているものの、契約満了選手として移籍金なしで交渉に参加できるとした。
鎌田はイタリアのシーズン最後の2か月で一気に評価を高めたことと契約状況のため、国内クラブからも獲得の視線が注がれている模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1