悩めるゲッツェ、恩師率いるリバプールへ移籍か 英紙「クロップは再会を望んでいる」
昨夏に古巣ドルトムントに復帰したMFゲッツェ 今季は21節を終えて先発9試合
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのドイツ代表FWマリオ・ゲッツェは、今季バイエルン・ミュンヘンから出戻り移籍をしたが、思うように出場機会を得られずに苦悩の日々を送っている。そのゲッツェを、かつての指揮官が獲得熱望しているという。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
昨季途中からリバプールを率いているユルゲン・クロップ監督は、ドルトムントで運動量をベースにしたアタッキグサッカーを作り上げていた。ゲッツェはその一翼を担い、前回所属時のドルトムントでラストシーズンとなった2012-13は、10ゴールを挙げる活躍を披露している。その後はバイエルンに移籍し、14年ブラジル・ワールドカップでは途中出場のゲッツェが劇的な決勝点を奪い母国優勝に大きく貢献した。
ペップ・グアルディオラ監督率いるバイエルンでは、2年目までコンスタントに出場していたものの、3年目は14試合の出場と不完全燃焼に終わっている。そのシーズンが終わった昨夏、リバプールはゲッツェの獲得に動いていたようだ。しかし、本人が古巣ドルトムントへの復帰を決断したためリバプール行きは実現しなかった。
今季、トーマス・トゥヘル監督の下でゲッツェはくすぶっている感があり、21節を終えて出場は11試合のみ。そのうち先発は9試合で、ここまでわずか1得点という物足りない数字となっている。そのゲッツェを、クロップ監督は再び自らの選手として迎え入れることを望んでいるという。
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