決勝弾のJ助っ人、バックスタンドへ向かったワケ 歓喜に反響「惚れる」「かっこよすぎ」
磐田がレオ・ゴメスの決勝弾で3-2の逆転勝利、バックスタンドには小学生3000人
ジュビロ磐田は5月25日、J1リーグ第16節でホームに湘南ベルマーレを迎えた。ヤマハスタジアムで2失点を許す展開から、3-2の逆転劇を披露。決勝ゴールを決めた助っ人MFは、その喜びを観客と存分に味わっている。
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前半1分、早々に湘南FWルキアンに先制点を許した磐田。ほぼ互角の戦いを見せるなか、同29分にはPK献上からFW福田翔生に得点を許し2点ビハインドと苦しい立ち上がりとなった。
それでも前半アディショナルタイム5分、右サイドから敵陣を攻略。短いパス交換でエリア内へ侵入すると、角度のない位置からMF山田大記が左足でネットを揺らす。さらに後半に入り同37分にはFWマテウス・ペイショットが今季リーグ戦5ゴール目を沈め、試合を振り出しに戻した。
2-2で迎えた後半41分のチャンスでは、右サイドから磐田MF植村洋斗がクロス。これは相手に一度クリアされるも、拾ったブラジル人MFレオ・ゴメスが遠目の位置から右足を振り抜く。これがネットに突き刺さり、ホームを歓喜に包む決勝ゴールとなっている。
今季ECヴィトーリア(ブラジル)から加入したブラジル人レオ・ゴメスは、移籍後初ゴールとなった。得点後には真っ先にバックスタンドへと向かい、両手を広げ喜びを露わにしている。
今回の湘南戦では、バックスタンドで磐田市の小学生一斉観戦事業を実施していた。3000人の小さなサポーターの下へと駆け寄る助っ人MFの姿に、SNS上でも「最高」「かっこよすぎる」「惚れる」「めっちゃいい」「小学生一斉観戦の応援の力が凄い」といった声が多数寄せられている。
磐田は第12節の東京ヴェルディ戦(2-3)からリーグ3連敗と苦しんだが、第15節浦和レッズ戦(1-1)で勝ち点1を手にすると今節湘南戦で6試合ぶりの勝利を奪取。怪我で離脱中のFWジャーメイン良(今季11得点)の不在が嘆かれる面もあったが、新戦力の躍動がチームの復活材料となるかもしれない。