降格圏の札幌、鹿島に優勢データも完敗でファン嘆き「しんどい90分」「消極的」
札幌はミスなどで0-3敗戦
北海道コンサドーレ札幌は5月25日、J1リーグ第16節で鹿島アントラーズと対戦。上位チーム相手に優勢のスタッツもあるなかで0-3と敗れ、ファンからは「完敗」「しんどい90分」などと嘆きの声が上がっている。
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試合は鹿島が前半40分、MF名古新太郎が一度はシュートを弾かれながらこぼれ球を自ら押し込んで先制に成功する。
迎えた後半10分、札幌は相手のロングボールをDF馬場晴也が頭でGK菅野孝憲へパスを出すも、これが甘くなり、菅野が慌てて前へ出てスライディングキック。しかし、ミートしきれずに名古に渡ってしまうと、名古は約30メートルの距離から無人の札幌ゴールへ巧みなコントロールショットを突き刺し、リードを2点に広げた。
札幌は後半43分にもコーナーキックから途中出場の鹿島FWチャヴリッチがゴール中央から決めて3失点目を喫し、0-3で敗れた。
ペトロヴィッチ監督は試合後のフラッシュインタビューで、「選手たちは最後まで戦ってくれた」と評価しつつ、「3失点とも相手にあげてしまったような安い失点だった。逆に攻撃のところでは怪我人が多いなかで、相手に脅威を与える攻撃ができなかったのはたしかだった」と攻守の課題についても言及した。
札幌のクラブ公式X(旧ツイッター)がボール支配率54%対46%、シュート数8対16(うち枠内シュート1対7)、パス成功数521本対362本とこの試合のデータを公開すると、投稿には「点差以上の差を感じた完敗」「戦力も技術も気持ちも、全てが足りない」「しんどい90分だった」「後ろ向きな消極的姿勢のパス…」と、降格圏に沈むチームに対してファンから嘆きの声が寄せられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)