セルティック、カップ戦決勝レンジャーズ戦は「前田×今季26得点DF」が鍵とクラブOBと予想
セルティックは今季、直接対決で3勝1分と勝ち越し
スコットランド1部セルティックは5月25日、スコティッシュカップ決勝で宿敵レンジャーズと対戦する。セルティックOBの元オーストラリア代表FWスコット・マクドナルド氏は、FW前田大然とDFジェームズ・タバーニアーのマッチアップがこの試合「最大のキーバトル」になると予想している。
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セルティックは今季のスコットランドリーグで3連覇を果たしており、シーズン2つ目のタイトルを目指してスコティッシュカップの決勝を戦う。相手はリーグタイトルを最後まで争ったレンジャーズ。今季4度の対戦では3勝1分と勝ち越している。
2007年から2010年にセルティックでプレーした元オーストラリア代表FWマクドナルド氏は英公共放送「BBC」の「Scottish Football Podcast」でこの大一番において、前田の存在が鍵になると言及していた。
「前田対タバーニアーは最大のキーバトルだ。それは最も魅力的なものだ。彼らはお互いを無効化させてしまうからだ。どちらが優位に立つかで、試合の行方も左右される。見るのが楽しみだし、どのような結果になるのかは興味深い」
前田は左ウイングとしてプレーすることが多く、一方のタバーニアーは今季公式戦24得点を決めている超攻撃的な右サイドバック。タッチライン際で繰り広げられるであろう2人のマッチアップが注目を集めている。4月7日に行われた第32節の直接対決(3-3)では、前田が猛烈なスプリントでタバーニアーの背後を突き、試合開始1分足らずで電光石火の先制点を決めていた。
また、同じくセルティックOBの元スコットランド代表DFチャーリー・マルグルー氏は「彼(前田)はタバーニアーと一緒に戻ってくるし、上手くプレスをかける。セルティックはいつものようにタバーニアーが攻め上がることを許さないだろう」と語り、前田のオフ・ザ・ボールでの献身を称えていた。
自慢の快足と無尽蔵のスタミナを生かしてチームのために走り続ける前田。チームに今季2つ目のタイトルをもらす活躍を見せることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)