田中碧に独1部3クラブが関心か 来季CL出場のシュツットガルトも候補に浮上と現地報道
田中は今季リーグ戦30試合に出場
ドイツ2部デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧に、ドイツ1部の3クラブが関心を示していると現地メディアが報じた。クラブは現在1部昇格に向けたプレーオフを戦っているなか、来季のステップアップは確実と予想されている。
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今季の田中はリーグ戦30試合に出場して7得点をマーク。冬にも移籍の噂が過熱していなかでチームに残り、1部昇格を目指すチームの主力選手として活躍した。デュッセルドルフは3位でリーグ戦を終え、1部16位のボーフムと昇降格プレーオフに臨んでいる。現地時間5月23日に行われた第1戦では3-0の勝利を収めた。
チームとして1部昇格に前進したが、その結果にかかわらず田中は来季ドイツ1部リーグの舞台に立っている可能性が高まっているようだ。英メディア「90min」ドイツ版は「デュッセルドルフ成功の主役の1人は間違いなく田中碧だ」と今季の活躍を称賛したうえで、「契約満了が1年後に迫り、田中は新たな挑戦を受け入れる」と今夏に移籍する見通しであると報じた。
田中に関心を示しているのはドイツ1部に在籍する3クラブ。以前から関心が伝えられていたボルシアMG、マインツ、そして来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場するシュツットガルトだ。移籍金は200万ユーロ(約3億4000万円)から300万ユーロ(約5億1000万円)だと推定される。
ボルシアMGには日本代表DF板倉滉とU-23日本代表FW福田師王、シュツットガルトには日本代表DF伊藤洋輝が所属(MF原口元気は今季限りでの退団が決定)しており、来季も日本人選手と同僚になる可能性がある。この夏、25歳のMFはどのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)