ゼロックス杯で見えた浦和の不安要素 鹿島カウンター時に露呈した問題点とは

ACL“死の組”突破へ、課題修正は必須

 昨季のACLは決勝トーナメントに進出するも、1回戦でFCソウル(韓国)を相手にPK戦までもつれ込む激闘の末に敗れた。今季はそのFCソウルに加え、ブラジル代表MFオスカルの加入で話題の上海上港(中国)、オーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズを相手にする“死のグループ”となる。

 2007年にアジアを制してから10年が経過し、その座に返り咲くことを目指しているチームにとって、このゼロックス杯で噴出した課題を修正することは必須になる。長距離移動を挟んだ中2日のACL開幕戦で、浦和はアジア王座奪還に向けて好スタートを切ることができるだろうか。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

 

 

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