欧州で22歳大ブレイク→森保ジャパン招集で浮かぶ“起用構想”「4-2-3-1ならトップ下」
鈴木唯人は2年半ぶりにA代表選出
日本代表は5月24日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選2試合(6月6日ミャンマー戦/アウェー、11日シリア戦/ホーム)に向けたメンバー26人を発表。パリ五輪世代の22歳MF鈴木唯人(ブレンビー)が2年半ぶりにA代表選出となったなかで、森保一監督は実力を評したうえで、起用法へのイメージを膨らませた。
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鈴木は昨夏、清水エスパルスからデンマーク1部ブレンビーへ4年契約で加入。レギュラーシーズンは16試合で5得点2アシストという成績だったなか、今年4月から始まったプレーオフラウンドでは9試合で4得点6アシストと驚異的なパフォーマンスを見せている。
6月に2試合の強化試合(対アメリカ代表)を行うU-23日本代表への招集も見込まれたなかで、今回はA代表メンバーに選出。2年半ぶりの招集となったなかで、森保監督は「得点に絡むというブレンビーでやっているプレーを期待したいと思っていますし、評価させてもらっています」と評した。
さらに指揮官は「攻撃的なポジションを担ってもらいたい」とし、具体的な起用法へのイメージにも言及。「4バックで4-2-3-1でやるならトップ下、4-1-4-1ならインサイドハーフ、3バックなら3-4-3で戦うならシャドーのポジション。今、彼は3バックでシャドーをやっている。そういうところを担ってもらえればと思います」と語った。
鈴木の主戦場である2列目のトップ下は、南野拓実(ASモナコ)や鎌田大地(ラツィオ)、久保建英(レアル・ソシエダ)など強力なライバルがひしめく。所属クラブの意向から、今夏のパリ五輪出場が極めて厳しい状況に置かれるなか、フル代表の中でどれだけ爪痕を残せるか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)