レアルのジダン監督、88日ぶりの復帰で1得点のベイルを絶賛 「ギャレスは唯一無二の存在だ」 

ベイルが昨年11月の負傷から88日ぶりに復帰 高速の突破から豪快弾を突き刺す

 レアル・マドリードは日本時間18日の本拠地エスパニョール戦で2−0と勝利した。ジネディーヌ・ジダン監督は後半の途中出場で右足首の手術から88日ぶりに復帰後、高速の突破から左足で豪快な追加点を決めたウェールズ代表FWギャレス・ベイルを「ギャレスは唯一無二。スペシャルな選手」と絶賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ジダン監督は後半26分に先制ゴールを決めたFWモラタを下げ、復活のエースをピッチに送り出した。ベイルは昨年11月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティング・リスボン戦で右足首を負傷。右足首の腓骨筋腱脱臼で手術を受け、昨年12月のFIFAクラブワールドカップも欠場となったが、3カ月ぶりに戦線復帰を果たした。

 そのエスパニョール戦の後半38分、左サイドでMFイスコの放ったスルーパスに抜け出したベイルは一気に加速。左足でゴール右にグラウンダーのシュートを突き刺すと、両手を広げて観衆の声援に応えた。

 ベイルの一撃で2−0とリードを広げたレアルは、そのまま逃げ切って勝ち点3をもぎ取った。「彼の復帰が嬉しいよ。何よりも彼のために嬉しい。彼は復帰したがっていた」とジダン監督はコメント。手術と苦しいリハビリの日々を乗り越えた背番号11の復帰をこう歓迎していた。3カ月間離脱の影響で、今季ここまで6得点2アシストという成績にとどまっているベイルだが、その才能は別格だという。

 

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