“降格危機”の昨季プレミア王者が、FA杯5回戦でジャイアントキリングの餌食に…

　日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは現地時間18日、FA杯5回戦で1人退場者を出した英3部ミルウォールに0-1で敗れた。敵地とはいえ格下3部クラブのジャイアントキリングの餌食となり、5回戦敗退となった。岡崎は1トップとして先発出場したが、三度の決定機で決めきれないなど、チームを勝利に導くことはできなかった。

　前半16分、岡崎に最初の決定機が訪れた。MFカプストカの浮き球スルーパスに抜け出し、体勢を崩しながらもなんとかボールをキープしてGKと1対1に持ち込んだが、間合いを詰めたGKとDFがブロック。その後FWムサがこぼれ球に詰めるもミルウォールが決死のディフェンスでCKに逃れた。

　一連の攻撃でレスターはCKを獲得。右CKからのクロスを岡崎はニアサイドに飛び込みヘディングシュートを狙ったが、またしてもGKの好セーブに阻まれた。

　0-0で試合は進み、後半7分にミルウォールのDFクーパーがこの試合2枚目のイエローカードで退場処分。決定力を欠いたレスターだが数的優位に立ち、同28分にエースのFWヴァーディを投入して試合を決めにいった。