「まさかのニュースが!?」 36歳・元なでしこ鮫島彩、電撃引退にファン衝撃「凄く残念」
突然の一報が反響
女子プロサッカー「WEリーグ」の大宮アルディージャVENTUS(大宮V)は5月23日、元なでしこジャパン(日本女子代表)のDF鮫島彩が2023-24シーズンをもって現役を引退することを発表した。突然の一報は反響を呼び、ファンからは「まさかのニュースが!?」「凄く残念」と驚きの声が続々と寄せられている。
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36歳の鮫島は常盤木学園高を卒業後、TEPCOマリーゼに加入し、2011年からはアメリカ(ボストンブレイカーズ)やフランス(モンペリエSC)でのプレーも経験した。なでしこジャパンでは主にサイドバックとして活躍。2011年女子ワールドカップ(W杯)では初優勝に貢献した。
2012年以降はベガルタ仙台レディース、INAC神戸レオネッサと国内クラブを渡り歩き、21年1月からは大宮Vに在籍。WEリーグ初年度のシーズンで17試合、2年目では20試合、そして今季は21試合に出場していたなか、本人のコメントとともに現役生活に幕を下ろすことが伝えられた。
25日のリーグ最終戦(I神戸戦)が現役ラストマッチに。電撃的な引退発表は反響を呼び、SNS上では「まさかのニュースが!?」「凄く残念」「いまだにチームに不可欠な存在だったので驚きました」といった驚きの声に加え、「第二の人生にエールをおくりたい」「素晴らしい現役生活、お疲れ様でした」と労いの声も送られている。
以下、引退コメント全文
「今シーズンをもちまして、引退することにしました。
過去を振り返れば、震災によるチーム活動休止、アメリカリーグ移籍、アメリカリーグ廃止によるフランスリーグ移籍、W杯優勝、五輪銀メダル、怪我による無所属でのリハビリ期、etc…..自分の思い描いていたサッカー人生からは、想像もつかない出来事の連続だった気がします。
ですが、自分が想像していたよりも遥かに、学びの多い、素晴らしいサッカー人生を送ることができました。
サッカーを始めてから28年間。あのときもし別の選択をしていれば、失点していなかったかも、怪我をしていなかったかも、もっと良い方向に向かっていたかも…そう思う瞬間はいくつもありますが、サッカーをやっていたからこそ見ることのできた景色や出会えた仲間、そして、これまでに出会ったファン・サポーターの皆さんの存在が、今までの私の選択が全て最高の選択だったことを証明してくれています。
両親からもらった名前の通り、サッカーを通じてとても彩りのある時間を過ごすことができました。関わってくださったすべての方々に、心より感謝します。本当にありがとうございました!
最高に幸せなサッカー人生でした
5月25日(土)のリーグ最終戦、ぜひ最後まで熱い応援をよろしくお願いします!」
(FOOTBALL ZONE編集部)