遠藤航は「誰もが予想していた以上」 プレミア1年目を現地絶賛「いかに不可欠かを象徴」
新加入ながらレギュラーとして活躍
今季のプレミアリーグの戦いが幕を閉じた。マンチェスター・シティがリーグ4連覇を達成し、ユルゲン・クロップ監督が退任するリバプールは3位に終わった。今季から加入した日本代表MF遠藤航は序盤こそ出番が限られていたものの、中盤以降はレギュラーに定着し、守備に安定感をもたらす役割を全うした。現地メディアはシーズン評価として、「誰もが予想していた以上にはるかに多く、はるかに素晴らしいプレーを披露した」と称賛を送っている。
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開幕前に中盤の大刷新が施されたリバプールは、アンカーの穴埋め役として遠藤に白羽の矢を立てた。当初はプレミアの水に慣れていないこともあり、フィジカル面やスピード面の適応の問題から試合終盤の途中投入が大半だったが、中盤戦以降はアンカーとして不動の地位を築き、リーグ戦29試合、公式戦トータル43試合に出場した。
移籍金1600万ポンド(約29億円)のバーゲン価格で国内トップクラスのアンカーとして輝きを放ったことから、遠藤への評価はシーズンを追うごとに上がり、サポーターの信頼も掴み取った。
リバプール専門メディア「Liverpool.com」は各選手に対して2023-24シーズンの総合評価を行っており、10点満点でオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、そして新加入のアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが「8.5点」と最高評価を獲得したなか、遠藤も「7.5点」と高い評価を得ている。
寸評では「誰もが予想していた以上にはるかに多く、はるかに素晴らしいプレーを披露した。終盤は疲労でペースダウンしたが、シーズン中盤はいかに不可欠かを象徴していた。非常に価値がある補強だった」と惜しみない称賛が送られた。
(FOOTBALL ZONE編集部)