ゼロックス杯「データ検証」 浦和が支配率や走行距離で圧倒も…鹿島は2つの項目が顕著に
スプリント数ランキング
両軍を通じて最多だったのは、今季ヴィッセル神戸から鹿島に加入したFWペドロ・ジュニオールだ。最後までフル稼働して29回のスプリントを見せており、前線で攻守両面に奮闘した。走行距離トップのMF土居は、スプリント数でも27回で2位と上位に入っており、その走力はチームに欠かせないものとなっているのが分かる。
浦和のスプリント数トップは、意外にもFWズラタンの23回(90分)だった。出場時間の違いはあるものの、仕掛ける回数が多かったウイングバックのMF菊池は4位タイの19回(64分)、MF駒井善成が8位の12回(64分)となっている。DF遠藤は2位の21回(90分)と多かったが、それによる疲労もあったのか、終盤に痛恨のパスミスで決勝点を献上してしまった。
【スプリント数[時速24km以上]/回数(プレー時間)】
鹿島
1位 29(90分) FW ペドロ・ジュニオール
2位 27(90分) MF 土居聖真
3位 19(65分) MF 金崎夢生
4位 17(90分) MF 遠藤 康
5位 15(90分) DF 西 大伍
5位 15(69分) MF レオ・シルバ
7位 13(82分) DF 三竿雄斗
7位 13(90分) DF 植田直通
9位 12(90分) DF 昌子 源
10位 10(25分) FW 鈴木優磨
11位 5(90分) MF 小笠原満男
12位 4(21分) MF 永木亮太
13位 2(8分) DF 山本脩斗
14位 0(90分) GK クォン・スンテ
浦和
1位 23(90分) FW ズラタン
2位 21(90分) DF 遠藤 航
3位 20(90分) MF 宇賀神友弥
4位 19(64分) MF 菊池大介
4位 19(90分) FW 武藤雄樹
6位 17(90分) DF 森脇良太
7位 13(45分) FW 李 忠成
8位 12(64分) MF 駒井善成
9位 10(90分) MF 阿部勇樹
10位 9(45分) FW 興梠慎三
11位 6(26分) MF 関根貴大
12位 4(26分) MF 長澤和輝
12位 4(90分) MF 青木拓矢
14位 1(90分) GK 西川周作
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
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