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“久保建英封じ”に成功した高校サッカー選抜 対峙選手が明かす…秘訣は「1.5メートル」
注目を集めたJリーグ選抜のFW久保 マッチアップした選手も能力の高さを語る
「FUJI XEROX SUPER CUP 2017 NEXT GENERATION MATCH」が18日、日産スタジアムで行われ、4-0で日本高校サッカー選抜がJリーグ選抜に勝利。4得点の大勝以上に光ったのは無得点に抑えた堅守だった。特にFW久保建英(FC東京U-18)を抑えるために短期間で取り組んだ意識づけの成果が出たという。
スコアは4-0の大勝。しかし、黒田剛監督(青森山田高)が「身体を張ってよく守備をしてくれた」と語った通り、Jリーグ選抜の久保をはじめ、FW中村駿太(柏U-18)、MF平川怜(FC東京U-18)ら世代別代表経験を持つタレントたちが仕掛けた攻撃を粘り強く跳ね返した場面が印象的だった。
この試合、最も注目が集める選手が久保だったのは間違いない。試合開始直後にドリブルでペナルティーエリア内に侵入したかと思えば、後半にはエリアやや外の右サイドからカットインし、タメを作ってから左サイドへと展開。DF青山夕祐(名古屋U18)の際どいシュートにつなげた場面もあった。
実際にマッチアップした選手も、久保の能力の高さをそれぞれこう表現した。
「ボールの持ち方、身体の使い方は非常に上手でした。相手の逆を突くのが上手いので、その駆け引きも楽しかったですね。積極的につぶしに行くか、ステイするかの判断は非常に難しいところです。食いつきすぎるとドリブルではがされるし、逆に間合いを取りすぎるとパスをはたかれて、スピードを上げられてしまう」(末永翔/青森山田高)