浦和FWソルバッケンが来日後初の登録メンバー入り ルヴァン杯で初出場なるか
浦和のメンバーが発表
浦和レッズのノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンが、来日から初めて試合の登録メンバー入りした。5月22日にルヴァンカップの1stラウンド3回戦でV・ファーレン長崎と対戦する試合でベンチ入りしている。
ソルバッケンは昨年1月からイタリア・セリエAの名門ASローマでプレー。セリエAでハーフシーズンを過ごして14試合1ゴール2アシストの成績だった。欧州の2023-24シーズンはローマが保有権を持ち、イタリアでリーグ戦に出場した後にギリシャ1部オリンピアコスに期限付き移籍していた。しかし、ギリシャでのリーグ戦では5試合ノーゴール、UEFAヨーロッパリーグでは3試合ノーゴールと不調だった。
オリンピアコスとローマは23年12月末で期限付き移籍の打ち切りで合意。ただし冬の移籍市場で欧州の別クラブに移籍した場合、同一シーズンで3クラブ目になってしまうことから、シーズン制の違う日本でのプレーが現実的になった。そして、ローマから浦和に24年6月末までの期限付き移籍で加入している。沖縄県でのトレーニングキャンプでは、2月2日に名古屋グランパスと行ったトレーニングマッチでは45分間プレーしたが、それが最初で最後の対外試合への出場で、その後は負傷やアクシデントでの離脱がずっと続いていた。
ペア・マティアス・ヘグモ監督は20日のオンライン会見で「水曜日(長崎戦)にご覧になれると思うが、怪我人も練習に戻ってきている。オラも質の高い練習ができているし、サミュエルも岩尾憲も戻ってきている。水曜日の試合に関しては、メディカルやフィジカルコーチとどうするかを考えている」と、メンバー入りの可能性を示唆していた
その言葉の通り、ソルバッケンと負傷離脱していた岩尾がベンチスタートで戦線に復帰した。果たして、ノルウェーからやってきた大型快速ウインガーは来日して初めてのピッチに立つのか、ヘグモ監督の采配も注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)