J3琉球の“下剋上”ストーリー 大阪勢へ2連勝なるか…涙も流れた一戦を回顧「明暗分かれた」

琉球はC大阪と戦う(写真は2020のもの)【写真:Getty Images】
琉球はC大阪と戦う(写真は2020のもの)【写真:Getty Images】

FC琉球はルヴァンカップでG大阪を撃破、22日にC大阪と戦う

 Jリーグ・ルヴァンカップ1stラウンドは、5月22日に3回戦を迎える。2回戦でJ1ガンバ大阪を下し“ジャイアントキリング”を達成したJ3のFC琉球は、セレッソ大阪と激突する。

 4月24日にタピック県総ひやごんスタジアムで行われたG大阪戦は、前半43分にホームの琉球が先制。後半4分に追い付かれるものの、同31分にFW白井陽斗が最終ラインを抜け出し左足で勝ち越しゴールを奪取する。本拠地でJ1クラブを撃破する下剋上を達成した。

 3回戦でも再びホームスタジアムに大阪クラブを迎える琉球。決戦を前にJリーグ(海外版)公式インスタグラムでは「J3リーグのFC琉球が、ルヴァンカップでガンバ大阪を撃破した!今回はガンバのライバル、セレッソ大阪を相手にジャイアントキリングを狙う!」と改めてピックアップしている。

 決勝ゴールを決めた白井は、G大阪の下部組織出身だ。2018年にトップ昇格したものの、21年に契約満了。J2ファジアーノ岡山を経て琉球に加入している。ルヴァンカップで古巣相手に勝利を収めた24歳のアタッカーの目には涙もあった。

 白井の姿はSNS上でも話題をさらい「もらい泣きしてもた」「元ガンバか」「明暗が分かれた」「本当におめでとう!」といったさまざまな声が届く。その歓喜の勝利から約1か月、琉球は桜色の大阪チームと真っ向から勝負する。ホームで再び“下剋上”を起こせるか。注目の一戦となっている。

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