遠藤航は“パニックバイ”ではなかった 英シーズン総評でトップタイ評価「中盤の重要な歯車」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

今季は公式戦43試合に出場

 イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、シーズン途中から定着したレギュラーの立場を最後まで守って加入1年目のシーズンを終えた。英国メディアはシーズン総評で、主将DFフィルジル・ファン・ダイクらと並ぶチームトップ評価を遠藤に与えている。

 遠藤は昨夏にドイツ1部シュツットガルトから加入。負傷者が続出していた昨年末あたりから出場機会を増やすと、そこから4-3-3のアンカーポジションでスタメンに定着し、最終的に公式戦43試合に出場して2得点を挙げた。

 英紙「デイリー・ミラー」はリバプール選手の「シーズンレーティング」を公開。キャプテンのオランダ代表DFファン・ダイクやプレミアリーグで18得点を挙げたエースのエジプト代表FWモハメド・サラー、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターらほか7選手と並ぶチームトップタイの「8点」が付けられた。チームの主軸選手として、その働きが高く評価されていた。

「昨夏に彼と契約した時は眉をひそめたが、中盤の重要な歯車であることを証明した」

 加入当初はエクアドル代表MFモイセス・カイセド(チェルシー)らメインターゲットを逃したあとの「パニックバイ」とも言われながら、下馬評を覆す活躍を見せた遠藤。自身を起用し続けたユルゲン・クロップ監督は今季限りでチームを去る。アルネ・スロット新体制となる来季、日本代表キャプテンがどのような活躍を見せるのか、注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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