「周作くんが出てくるかなと思ったんですけど…」と失点場面を振り返る

　浦和レッズのDF遠藤航は、18日の「FUJI XEROX SUPER CUP」で対戦した鹿島アントラーズ戦でスタメンフル出場したが、2-2で迎えた後半38分にバックパスのミスから失点。「自分が最後にゲームを壊してしまった」と反省のコメントを残した。

　浦和は中2日でAFCチャンピオンズリーグ開幕戦をオーストラリアのシドニーで迎えるため、DF槙野智章やFWラファエル・シルバの2人をメンバー外にするなど、先を見据えてのゲームに臨んだ。前半のうちに2点を奪われたが、後半に追いつく粘り強さを見せ、PK戦や勝ち越しゴールも視野に入っていたなかで迎えたプレーだった。

　鹿島が交代を行った後に前線へロングボールを入れると、遠藤は相手FW鈴木優磨に対して先手を取りカバーに入った。しかし、GK西川周作に戻したバックパスは上手く足に当たらず、追走してきた鈴木にゴールに流し込まれてしまった。

「（西川）周作くんが出てくるかなと思ったんですけど、下がったのが見えて。バックパスを選んだんですが、距離も近すぎたこともあってああいう（ボールになった）。サイドに切るか、自分でサイドに持ち出してクリアするというプレーをすればよかったのかもしれない。後半に前の選手が追いついてくれたなかで、自分が最後にゲームを壊してしまった」