リバプール菅原獲り浮上 元AZ監督のスロット新政権で「獲得候補」と英メディア報道

AZの菅原由勢【写真:徳原隆元】
AZの菅原由勢【写真:徳原隆元】

AZ菅原由勢の去就が注目、新体制発足のリバプールも関心か

 イングランド1部リバプールは、2024-25シーズンよりオランダ1部フェイエノールトを率いていたアルネ・スロット監督を新指揮官として迎え入れることで合意した。新監督はオランダから選手を連れてくる可能性が報じられており、AZの日本代表DF菅原由勢もその候補に挙がっているようだ。英メディア「Football Whispers」が報じている。

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 今夏、ステップアップ移籍が噂されている23歳の菅原には、イングランド1部エバートン、ブライトン、イタリア1部インテル、ドイツ1部ヴォルフスブルクなどが関心を示しているという。2019年のAZ加入からすでに欧州で5シーズンを過ごしており、記事では「シント=トロイデンに10代で加入したアーセナルの冨安健洋と似たスピードのキャリアを過ごしている」と伝えている。

 菅原はAZを率いていたスロット監督に重宝され、トップチームのレギュラーに定着した。記事では「菅原はスロット監督の下で経験を積んでおり、ほかの選手たちに比べて、そのやり方を知っていることは、リバプールに適応するうえでそれはプラス材料になるだろう。彼は過去スロット監督の下でプレーした選手で、トゥーン・コプマイネルス(アタランタ)と並んで獲得候補になっている」と伝えられた。

 さらに「菅原は特に攻撃面で力をつけており、過去2シーズンでは得点とアシストを合わせて24という驚異的な数字を記録した。また、『スカイ・スポーツ』のフロリアン・プレテンブルク記者によれば、菅原の移籍金は600万ユーロ(約10億円)であり、リスクの低い移籍になる」と、菅原を獲得するメリットを報じた。

 ただし、リバプールにはイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドという世界でも有数の右サイドバックがいるため、定位置を確保することが簡単ではないと見られている。セットプレーのキッカーも務められることからアーノルドのバックアップとして適任だと見られているが、日本代表MF遠藤航に続き、リバプールに加入することになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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