東京V城福監督「そういう選手はゼロにしないとJ1で戦えない」 完敗・町田との“差”を指摘
町田のパリ五輪世代FW藤尾に2点を許した
東京ヴェルディの記録がとうとう止まった。5月19日、J1リーグ第15節でFC町田ゼルビアと対戦して0-5の大敗を喫した。3月16日第4節アルビレックス新潟戦から続いた連続無敗記録は11でストップ。クラブ歴代2位の最長記録だったが、更新することはできなかった。城福浩監督は「完敗だった」と猛省して「相手のシュートを避ける選手はゼロにしたい」と問題点を指摘した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
前半11分、相手の波状攻撃から先制を許すと、同29分にはパリ五輪世代FW藤尾翔太にヘディングシュートで追加点を奪われた。前半を2点ビハインドで折り返した東京Vは、なかなか反撃できず。後半14分には藤尾にこの日2点目を奪われ、同35分にはMF柴戸海にスーパーなボレーシュートで失点を許した。さらに、アディショナルタイムにダメ押しゴールを許した。
今季最多の5失点で連続無敗記録は11(3勝8分)でストップ。第13節の鹿島アントラーズ戦(3-3)では3点ビハインドを追い付くなど、勝負強さを見せていた東京Vだったが、好調町田の前に力尽きた。
城福監督は試合後のフラッシュインタビューで「完敗でしたね。この差をどう埋めていくかが我々のテーマになると思う。今日の結果を受け入れて高いレベルの競争をもう1度やってチームを立て直したい」と猛省したうえで、町田との“差”について「強度もそうですし、1人1人のクオリティーもそうですし、あの強度の中でどのような試合をやるか我々が学んでいるところ。そこからボールを握れるよういなったところからシュートまでいけていない。最後相手のシュートを避けたり、そういう選手はゼロにしないとJ1で戦えない。そういう基本的なところからしっかりやりたい」と、指摘した。