磐田×浦和は1-1ドロー 元日本代表GK川島永嗣が好セーブを連発で存在感

川島永嗣が好セーブ連発【写真:徳原隆元】
川島永嗣が好セーブ連発【写真:徳原隆元】

浦和の連勝は3でストップ

 浦和レッズは5月19日にJ1リーグ第15節のジュビロ磐田戦をアウェーで戦い1-1の引き分け。連勝は3でストップした。

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 浦和は前節の京都サンガF.C.戦(3-0)からスタメンを継続。アンカーの位置にMF安居海渡が入り、左サイドバックにDF大畑歩夢、左のインサイドハーフにMF渡邊凌磨の起用になった。一方の磐田は、11得点のFWジャーメイン良が負傷離脱して3試合目。ホームで連敗を3でストップしたいゲームになった。

 前半立ち上がりは浦和が完全に磐田陣内に押し込み、中央でのワンタッチパスの連続も見せながら攻め込んだ。攻撃が終わった後のプレスも速く、磐田は自陣で耐える時間になった。それでもスコアが動かずに試合が進むと、磐田は両サイドからのクロスに活路を見出す。浦和はGK西川周作が守備範囲を広げて対応し、セカンドボールで狙うミドルシュートにも対応して両者無得点で前半を終えた。

 後半の立ち上がりも浦和はFWチアゴ・サンタナに立て続けのチャンスが訪れたが、角度のないところからのシュートはGK川島永嗣にセーブされ、FW前田直輝のクロスに合わせたヘディングシュートは枠外に飛んだ。後半21分には敵陣でのボール奪取からショートカウンターに入り、FW中島翔哉のラストパスをFW前田直輝が受けてGKと1対1のビッグチャンスを迎えたが、バウンドしたボールを抑え込めずクロスバーの上にシュートを飛ばしてしまった。

 それでも浦和は後半23分、本数が多くなっていたコーナーキックからファーサイドでDFマリウス・ホイブラーテンが押し込んで先制に成功した。しかし磐田は直後に交代を行うと、右サイドからのクロスのこぼれ球をキャプテンのMF上原力也がシュートを放ち、出場直後のMF金子翔太がコースを変えて後半26分の同点ゴールとなった。

 その後はオープンな状態で両チームにチャンスのあるような展開だったが、時間と共に浦和が押し込むことが多くなった。その中で後半アディショナルタイムへの突入直後に浦和はペナルティーエリア内へボールを入れると大畑が混戦の中から右足シュートを放ったが、川島が鋭い反応でセーブ。1-1のまま試合は終了し、勝ち点1ずつを分け合った。これで浦和の連勝、磐田の連敗ともに3でストップということになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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