ミラン本田は事実上“戦力外”でも「文句を言わない」と伊紙が揶揄 来季の「MLS移籍は明白」
本田の構想外には「理由がある」と指摘
「ここ最近は全く不満を言っていない。圭佑は紳士である。12月12日から(リーグ戦で)プレーしていないが、文句を言わない」と静かな日々をレポートしている。
本田が構想外となったことには、理由があるという。
「彼が消えてしまった理由の一部は明白だ。ミランはトップ下を置かないし、右サイドはスソがスタメン。今シーズンで最優秀な3人のうちの1人だから、変える必要が全くない。本田はジェノア戦で試されたが、右サイドを入れ替えた実験結果は最悪だった。それから圭佑は最大で数分しかプレーしていない」と指摘されている。
エースに成長したスソの代役になれず、昨年10月25日のリーグ第10節ジェノア戦が今季唯一の先発出場となったが、消極的なプレーに終始し0-3惨敗の戦犯の1人として酷評された。
同紙は「アメリカのMLSに移籍することが、彼の未来だということが明白なようだ」と6月で契約満了となる本田の去就問題について報じている。本田の欧州での挑戦は、刻一刻と終焉に近づいているようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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