冨安は「賢い買い物」 日本人3人ランクインのプレミア・アジア選手「トップ5」に海外注目
冨安、三笘、遠藤が紹介された
イングランド1部プレミアリーグは、世界各国の有力選手が集う世界最高峰のリーグとして知られている。世界中で人気が高いが、インドメディア「Khel Now」はプレミアリーグの最終節を前に、アジア選手トップ5という特集を組んでいる。
トップ5に選出されたのは、韓国の2選手と日本の3選手だった。最初に紹介されたのは、韓国代表のエースであり、トッテナムでもキャプテンを務めるFWソン・フンミン。続いてウォルバーハンプトンでプレーするFWファン・ヒチャンが紹介された。
3人目は、アーセナルの日本代表DF冨安健洋。寸評では「アーセナルが冨安健洋と交渉をしている時、ミケル・アルテタ監督は直接会う機会を得られなかった。だが、2021年に3000万ユーロ(約50億円)以下で獲得して以来、日本人DFはガナーズの賢い買い物となっている。J1とベルギーで短期間を過ごした後、万能なDFはセリエAのボローニャで経験を積み、即座に自身の立場を築き、メディアやサポーターの関心を引いた。アーセナルでは冨安の出場時間は限定的だが、訪れたチャンスで印象に残る活躍を見せることに成功している。2023-24シーズン、冨安はリーグ戦21試合に出場して12試合のクリーンシートに貢献した」と評している。
続いてブライトンのMF三笘薫が紹介された。「サッカーのピッチでゴールを挙げるため、大学時代にドリブルの研究を行った時から三笘は自分を向上させることに務め続けている。彼のスピードと技術の組み合わせは、相手のDFを圧倒する。ベルギーでの短期間の在籍でプレミアリーグの注目は高まり、シーガルズでプレーすることになった。2022-23シーズンにブライトンは三笘薫の攻撃力もあって躍進し、日本人選手は10得点8アシストを記録した。2023-24シーズンの序盤である23年8月には三笘は初めてプレミアリーグの月間ベストゴール賞を受賞する日本人選手となった」と、伝えている。
そして最後に紹介されたのが、日本代表のキャプテンであり、リバプールに所属するMF遠藤航だ。「2023年夏にリバプールが中盤の危機に直面した時、その解決策としてシュツットガルトのブンデスリーガ降格回避に重要な役割を果たした31歳の日本人MFと契約すると思っていた人はほとんどいなかった。こうして遠藤航のプレミアリーグのチャプターが始まった。彼は2023-24シーズンのリーグカップ決勝のチェルシー戦で勝利に貢献。ユルゲン・クロップ監督にとって遠藤は、試合を巧みに読み、チームのために全力を尽くすハードワーカーだ。『パスポートには31歳と記載されているが、実際はそうではない』とクロップ監督は冗談も飛ばしている。リバプールのファンはまだ赤いユニフォームを着た最高の遠藤を見ていないことを願っている」と、さらなる活躍に期待を寄せている。
さらなる日本人選手のプレミア挑戦も噂されているが、来シーズンはどれだけのアジア人選手がプレミアリーグの舞台でプレーすることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)