今季プレミアリーグ最終節の前にSNS開設

　イングランド1部リバプールのユルゲン・クロップ監督は、今季限りでクラブ指揮官を退任する。現地時間5月19日の今季プレミアリーグ最終節がリバプールでの最後の指揮となるなか、このほど自身の公式インスタグラムを開設。記念すべき初投稿と紹介の一言が話題になっている。

　2015年10月からリバプールを指揮しているクロップ監督。9シーズンの在籍期間でリーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ（CL）制覇をはじめ、8つものタイトルをクラブにもたらした。今季は一時、プレミア制覇を含め4冠の可能性があったものの、最終的に手にできたものはリーグカップ（カラバオカップ）だけという結果に。とはいえ、クロップ監督がクラブに残したレガシーの偉大さに異論の余地はないだろう。

　そんなクロップ監督は5月18日、自身の公式インスタグラムを開設。紹介文には「The Normal One（ノーマル・ワン）」と綴った。これは、リバプール監督就任時の会見で放った一言で、ジョゼ・モウリーニョ氏の「スペシャル・ワン」に対するクロップ監督ならではの自虐的ユーモアだ。

　さらに、クロップ監督は初投稿としてリバプールのファンに向けたお別れのビデオメッセージを投稿。クラブ在籍の9シーズンを振り返るとともに、サポーターへ心からの感謝を述べた。

　クロップ監督の“インスタ初投稿”は話題になり、SNS上では「必要な人なのに」「エネルギーが不足している」「疲れているように見える」「本当に寂しかったけどこれは嬉しい」などさまざまな反応が寄せられた。