独ブンデス日本人が飛躍…51億円で今夏売却? 海外指摘「プレミアクラブはお買い得」
シュツットガルトの上位進出に貢献、DF伊藤洋輝の去就問題が注目
ドイツ1部シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝の去就問題が注目を集めているようだ。ドイツメディア「ZVW」が報じた。
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伊藤は今季、センターバックや左サイドバックとして出場機会を確保し、リーグ2位と躍進したチームを支えてきた。
日本代表にも定着している25歳のレフティーは今夏の移籍市場での動向が注目されている。「ZVW」は「シュツットガルトの何人かの選手が欧州のトップクラブから目をつけられている」としたうえで、「今季は素晴らしいシーズンを過ごしており、この夏の密かな移籍候補」と伊藤の名前を挙げていた。
同メディアは伊藤について「この25歳はほとんどミスをせず、堅実で安定したプレーをしている。コンスタントに結果を残している」と安定感抜群のパフォーマンスを絶賛。さらに「長身のセンターバック、左利き、全盛期、抜群のセンス。これらの特徴を持った守備のスペシャリストはビッグクラブにとって興味深い存在」だと指摘した。伊藤の移籍金3000万ユーロ(約51億円)は「プレミアリーグのクラブにとってはお買い得」とも報じられた。
レポートによれば、伊藤の移籍金は2023年には4500万ユーロ(約76億円)だった。しかし、シュツットガルトは深刻な財政事情を抱えているため、選手の放出が必要になるという。そのため、伊藤についてもオファーがあれば、値下げを受け入れてでも売却する可能性があるようだ。
ただし、シュツットガルトは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、伊藤としてもこのままチームに残るメリットも大きい。昨夏には同胞のMF遠藤航がシュツットガルトからイングランド1部リバプールへとステップアップを果たしたが、伊藤もそれに続くことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)