リバプール遠藤は来季も「重要な役割を担う」 退団の可能性から一転、専門メディアが評価
オランダ人指揮官のアルネ・スロット監督の就任が近づいている
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は来季も欠かせない戦力として期待されている。英地元メディアは新体制となる来季も「重要な役割を担うはず」と展望を明かしている。
リバプールは今季限りで2015年からチームを率いたユルゲン・クロップ監督が退任。後任にはオランダ1部フェイエノールトと率いるオランダ人指揮官のアルネ・スロット監督の就任が確実となっている。
昨夏に30歳でプレミアリーグ初挑戦となった遠藤はシーズン途中からレギュラーに定着。クロップ監督から絶大な信頼を寄せられていたが、監督交代によって立場がどのように変わるのか注目される。
リバプール専門メディア「Rush the KOP」は今季のパフォーマンスを下に既存戦力を査定し、新体制でチームに残るか、退団するかを予想。遠藤については「Keep(残留)」で、来季も重要な戦力になると指摘していた。
「昨夏、モイセス・カイセドとロメオ・ラビアの獲得を逃したあとで緊急補強された。2000万ユーロ(約34億円)未満の遠藤は間違いなく2023年の移籍市場における最高のバーゲンだった。初めはプレミアリーグのフィジカルとスピード適応に苦しんでいたが、12月以降にレッズの重要な選手へと成長した。このポジションの長期的なオプションではないが、来シーズンも重要な役割を担うはずだ」
ポジティブな意味で期待を裏切り、リバプールの中盤でポジションを掴んだ遠藤。スロット監督が求める新たな6番獲得の噂も絶えないが、新体制へと移行するなかで頼れるベテランとして期待が懸けられそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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