アーセナル&マンC、プレミアトップ2が今季最終戦で新ユニフォームを着用しない理由に英注目

アーセナルとシティは今季最終節で現行ユニフォームを着用予定【写真:ロイター】
アーセナルとシティは今季最終節で現行ユニフォームを着用予定【写真:ロイター】

アーセナルは首位マンCと勝ち点2差の2位で最終戦へ

 イングランド1部アーセナルは5月16日、2024-25シーズンの1stユニフォームを発表した。女子チームは今季最終戦で着用予定だが、男子チームは5月19日の今季最終節エバートン戦ではこれまでのユニフォームを着用予定で、その理由について英メディア「GIVE ME SPORT」が注目している。

 アーセナルが5月16日に発表した来季の1stユニフォームは、赤を基調に肩口や脇には白色で、青の三本線があしらわれているデザインで、左胸はエンブレムではなく大砲のモチーフを採用。クラブの象徴であるキャノンクレスト(大砲ロゴ)がホームユニフォームに採用されたのは1989-90シーズン以来となった。

 クラブ公式サイトでは、女子チームが今季最終戦のブライトン戦で新ユニフォームを着る予定だとしたが、男子チームには記述がなかった。記事では、「アーセナルはプレミアリーグ最終戦で最新のユニフォームを披露することはない」と取り上げている。

「来シーズンのユニフォームをすでに発表している場合、最終戦でそれを着用するのが慣例となっている。新しいユニフォームを宣伝し、人々が大挙して列に並ぶようにするためだ。しかし、アーセナルはマンチェスター・シティと優勝争いをしており、タイトル獲得となれば、シーズンをとおしてトロフィーを追い続けてきたのと同じ格好でセレモニーを行うことができるように、今季のユニフォームを着ることが好ましいと考えられている」

 現在、アーセナルは首位のマンチェスター・シティと勝ち点2差の2位。厳しい状況だが、優勝の可能性はわずかに残されている。記事によれば、同じく5月16日に来季のユニフォームを発表したシティも同様の理由で、ユニフォームは今季のものを着用するという。勝利の女神はどちらのチームに微笑むことになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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