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ミランを蹴ってサウサンプトン! 元バルサのウルグアイ代表猛者DFが吉田の相棒に正式決定
フォンテ移籍、ファン・ダイク今季絶望危機の最終ラインにカセレスが加入
日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは無所属だったウルグアイ代表DFマルティン・カセレスと今季終了までの5カ契約を結んだことを発表した。背番号も12に決定。ウルグアイ代表68キャップを持つ実力者を迎え、不安視されていた最終ラインの強化に成功した。
セビージャ、バルセロナ、ユベントスと名門を渡り歩いてきたカセレスは昨季終了後にセリエA王者ユベントスを退団。以降、無所属の状態が続いていた。今冬の移籍市場ではFW本田圭佑所属のACミランとの契約間近に迫り、メディカルチェックも済ませていたが、金銭面の条件で合意できずに破談となっていた。すぐにサウサンプトン加入が浮上するなかで、DFアレイクス・ビダルが全治5カ月の重症で離脱した古巣バルセロナも急遽獲得に動くとスペインメディアで報じられていた。
「イングランドサッカー界で重要なクラブと契約できてとても幸せだ。すべての選択肢のなかで、サウサンプトンに行くことが最高の選択だと思っている」
ミランを蹴って、移籍した喜びを語ったカセレス加入はサウサンプトンにとって重要だ。センターバックの人材不足が顕著となっている。前主将のポルトガル代表DFジョゼ・フォンテは冬の移籍市場でウェストハムへ移籍。オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは1月末のレスター・シティ戦で左足首を負傷で戦線離脱。今季絶望の可能性もあると伝えられている。
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