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宮本会長の“異例キャリア”にFIFAが注目 インタビューで流暢な英語も披露
バンコクで行われたインタビューには英語で答えた
FIFA(国際サッカー連盟)は日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長へのインタビューを掲載。“異例のキャリア”に注目してワールドカップ(W杯)優勝までの道筋を語っている。
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3月にこれまで専務理事を務めていた宮本氏が第15代会長に就任することが正式に決定。日本代表として2度のW杯を経験、さらに元JリーガーとしてのJFA会長は史上初となった。
47歳の宮本新会長は現役時代にガンバ大阪やザルツブルク(オーストリア)、ヴィッセル神戸でプレー。日本代表として国際Aマッチ71試合3得点をマークし、W杯には2002年の日韓大会、06年のドイツ大会に出場し、キャプテンも務めた。
FIFAは宮本会長について「ほとんどの元選手がフィールド上で引退した後、コーチや放送の世界に進むことを選ぶなか、宮本のキャリアの歩みは異例だ」と伝えた。ガンバ大阪では監督として残留争いの渦中だったチームを救ったり、J1で2位の成績も残した。「フィールド上の監督としての成功にもかかわらず、宮本は日本サッカー協会の一員として日本サッカーに最も大きな影響を与えるだろうと感じずにはいられなかったし、彼が引き受けると感じていたポジションだった」と、指導者からの“転身”に驚きつつも、協会のトップとして期待を寄せた。
宮本会長もタイ・バンコクで行われたインタビューで流暢な英語を披露して「長期的な目標はサッカー界の意思決定者になること。プロとしてのキャリアを終えた後の私の目標だった」と、将来を見据えていたことを明かした。
宮本会長の新たな挑戦にFIFAも大きな関心を寄せているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)