チェルシー、ローマ期限付き移籍中のルカクの放出視野 59億円以上のオファーで決断か
ルカクは今季、ローマで公式戦20得点4アシストを記録
イングランド1部チェルシーは、イタリア1部ASローマに期限付き移籍しているベルギー代表FWロメル・ルカクの売却額を決定したようだ。英メディア「Football Insider」が報じている。
ルカクは2021年夏にインテルからチェルシーに再加入。この当時の移籍金はチェルシーにとってクラブ最高額の9750万ポンド(約190億円)と報じられているが、ルカクは全くの期待外れに終わり、インテルへの復帰希望や当時の監督であるトーマス・トゥヘル監督への批判を繰り返した。その後、インテルにレンタルで復帰したルカクだが、今季のシーズン初めからはローマに期限付き移籍していた。
ローマとの契約が終了する今季終了後、ルカクはチェルシーに戻ることになるが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の計画には入っていない。そして、再びクラブでプレーすることはないという。
ルカクは今シーズン公式戦46試合に出場して、20得点4アシストを記録。しかし、記事によれば「ローマは高額な移籍金のため、完全移籍を考えていない」という。そのため、他クラブからの関心があれば、ルカクはローマ以外のクラブに行くことになることが予想されるようだ。
スポーツファイナンスの専門家であるキーラン・マグワイア氏は「チェルシーは今夏、ルカクを3000万ポンド(約59億円)以上で売却すれば、彼の契約は償却されているため、会計上利益が得られる可能性がある」と指摘した。
毎年、選手の出入りが激しいチェルシーだが、今夏の移籍市場でルカクは完全移籍でクラブを離れることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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