Jリーグ、ルヴァン杯、天皇杯の17年賞金額が決定! 16年と比較…気になる“増減額”は?
16日に天皇杯の概要を発表…国内3大大会の賞金額が出揃う
日本サッカー協会が16日、第97回天皇杯全日本選手権の概要を発表した。上位進出クラブに支払われるチーム強化費(賞金)は、優勝の場合に前回大会からプラス5000万円の1億5000万円となる一方、2位は5000万円、3位は2000万円で変わらない。5位以下への支給は廃止されたが、その分、次戦への準備金(1回戦から準決勝勝利チームに支給)は増額されている。
この発表を受けて、リーグ戦、ルヴァンカップ、天皇杯という国内3大大会の賞金額が全て出揃った。J2リーグ、J3リーグの総額は昨年度と同様ながら、J1リーグは総額1億1500万円増、ルヴァン杯は総額5000万増、天皇杯は総額1000万円増(※次戦への準備金は除く)となった。
今季からJリーグの放映権を「DAZN(ダゾーン)」が10年間2100億円という巨額で取得して賞金アップも注目されたなか、現状ではJ1リーグが大きく増加する形となった。また、リーグ戦の賞金以外にも、各クラブへの均等配分金が大幅に増額される見込みで、リーグ戦上位4チームには強化配分金も与えられる。
J1優勝クラブには3年総額15億5000万円、同2位には3年総額7億円、同3位には2年総額3億5000万円、同4位には単年1億8000万円。均等配分金はJ1クラブに3億5000万円、J2クラブに1億5000万円、J3クラブに3000万円となる。なお、救済金としてJ2降格クラブに1億3000万円、J3降格クラブに9000万円が支払われる。