「まるで古橋」 J1リーグ14戦7発と覚醒…日本人23歳“美ボレー弾”に喝采「海外にバレる」
神戸を4連勝に導く殊勲の決勝ゴールをマーク
ヴィッセル神戸は5月15日、ホームで行われたJ1リーグ第14節のアビスパ福岡戦を1-0で制し、4連勝を飾った。殊勲の決勝点で勝利をもたらした23歳ストライカーは3戦3発と好調ぶりを顕示。背後から来たパスをダイレクトボレーで叩き込んだ一撃は反響を呼び、SNS上では喝采の声が並んでいる。
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圧巻の一撃が生まれたのは、後半27分だった。敵陣右サイド寄りでボールを受けたFW大迫勇也が相手を1人かわすとゴール前へロングパス。これに抜け出したMF宮代大聖がペナルティーエリア内へ走り込むと、ボールの落下地点を上手くとらえながら右足ダイレクトボレーで叩き込んだ。
技術の高いこのゴールは反響を呼び、SNS上では「宮代半端無いって」「ビューティフルゴール」「素晴らしいゴール」といった喝采の声に加え、神戸ファンからは「まるで古橋と似た様なゴール」「いつかのイニエスタ古橋」と、クラブの功労者であるFW古橋亨梧とMFアンドレス・イニエスタを引き合いに出した賛辞も寄せられている。
宮代は今季、川崎フロンターレから神戸へ完全移籍。決意の新天地移籍となったなかで徐々にフィットすると、第3節のFC東京戦で移籍後初ゴールを奪い、福岡戦の得点により14試合出場で7得点目となった。これで直近3戦3発と好調ぶりが顕著で、エース大迫(4得点)を抑えチームトップスコアラーに君臨する。
J1得点ランキングでは、3位タイに浮上。このペースでいけば自身初の二桁得点も十分可能だろう。川崎の下部組織を経て、2018年にプロ契約を結んでから7年目でブレイクを遂げ、SNS上でファンからも「完璧に覚醒」「一気に化けた」「海外にバレる」との声が上がるように、さらなる飛躍への期待感が膨らんでいる。