優勝王手マンC、絶体絶命のピンチ→守護神好守で見せた名将の驚嘆アクションに反響「伝統芸」
マンCは2-0でトッテナムに勝利
イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間5月14日、プレミアリーグ第34節延期分でトッテナムと対戦し、2-0で勝利した。最終節で勝利すれば自力優勝が決まる状況となったなか、終盤のピンチで守護神がスーパーセーブを見せた際のジョゼップ・グアルディオラ監督のアクションが注目を集めている。
試合は0-0で迎えた後半6分、左サイドを突破したMFフィル・フォーデンがクロスを供給。右サイドでボールを拾ったMFベルナルド・シルバからMFケビン・デ・ブライネへのパスが通ると、デ・ブライネはゴール前へクロスを送り、これをFWアーリング・ブラウト・ハーランドがゴールに流し込み、シティが先制に成功した。
シティは後半17分、GKエデルソンが相手DFクリスティアン・ロメロと衝突。大事には至らず、しばらくプレーを続行したが、ベンチは大事をとってGKシュテファン・オルテガとの交代を選択した。
そのなかで、シティは後半41分に絶体絶命のピンチを迎える。DFマヌエル・アカンジがトッテナムFWブレナン・ジョンソンにボールを奪われ、FWソン・フンミンがオルテガとの1対1を迎える。しかし、オルテガはソン・フンミンのシュートに対して右足を出して弾き返し、窮地を救った。
後半アディショナルタイムにハーランドがPKで加点したシティは2-0で勝利。最終節で勝利すれば自力優勝が決まる状況となった
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」は、「ソン・フンミンの1対1のチャンスはオルテガに阻止される。ペップは信じることができなかった」とオルテガのスーパーセーブのシーンに注目。ピンチをしのぐと、グアルディオラ監督は頭を抱えながら信じられないといった表情でピッチに尻もちをつくアクションを見せ、ファンからは「ペップの伝統芸」といった声が上がっていた。