エルシャラウィがRマドリード戦で2発 激化するミラン前線のポジション争い
本田はアジア杯後にポジションを確保できるか?
「チームにとっても満足できる試合ができた。このような試合を続けなければいけない。2015年も素晴らしいスタートを切りたい。試合内容から見ると、僕にとっては最高の1日だった」
親善試合とはいえ、公式戦22連勝中の無敵艦隊を打破した男は自信満々だった。
「すでに言ってるけれど、僕はミランに残留する。ここで成功したいんだ」
ドルトムントなど移籍の可能性が浮上する中、2発を叩き込むパフォーマンスでファラオーネ(エジプトの王)の異名を持つエースが復活した。ミランはアトレチコ・マドリードからイタリア代表FWアレッシオ・チェルチが期限付き移籍で加入するなど、前線のポジション争いは激化する一方だ。
反面、今季開幕7試合で6得点2アシストと爆発した本田は9試合連続無得点と一気にペースダウンしている。アジア杯を終えてミラノに戻ってきた時、右ウイングの定位置はもう空いていないかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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