久保獲得に「欧州複数のビッグクラブが関心」 去就動向が過熱?…海外指摘「才能が開花」
久保の才能を見出したジョアン・ビラ氏、ステップアップの可能性に言及
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英はチームの攻撃を牽引する存在として活躍しており、移籍の噂も絶えない。かつてFCバルセロナで久保の才能を見出したジョアン・ビラ氏は「複数の欧州のビッグクラブが彼に関心を示している」と語っている。スペイン紙「AS」が報じた。
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ソシエダ加入2年目を迎えた久保は今季、右サイドから攻撃の起点となり、特に序盤戦は得点にもよく絡んだ。2019年に加入したレアル・マドリードでは出番が得られなかったが、サン・セバスティアン(ソシエダの本拠地)では押しも押されもせぬ中心選手となった。
バルセロナの育成のメソッド部門責任者を務めた経験を持ち、久保の才能を見出した1人であるビラ氏は久保のステップアップの可能性について言及したようだ。
「彼は素晴らしい選手だ。どんなシステム、プレースタイルにも適応できる。そのなかでも特にバルセロナやマンチェスター・シティ、レアル・マドリードのようにボールを支配する攻撃的なキャラクターを持つビッグチームだ。すでに複数の欧州のビッグクラブが彼に関心を示している」
ビラ氏は「レアル(・ソシエダ)では完璧な場所を見つけ、才能が開花した。非常に明確な考えを持ち、素晴らしいチームメイトたちがいる。ブライス・メンデス、(ミケル・)オヤルサバル、(ダビド・)シルバといったクリエイティブな選手がいた。彼は水を得た魚のようで、マジョルカやビジャレアルでプレーしていた頃よりもあらゆる面で成長した」と久保がソシエダで大きな成長を遂げたことで、ビッグクラブが放ってはおけないレベルの選手に成長したと語っていた。
22歳のレフティーは今夏の欧州移籍マーケットで去就が大きな注目を集めることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)