「悲惨な失敗」 U-17日本女子に4失点惨敗…中国メディア嘆き節「実力差が大きすぎた」

日本が中国相手に勝利(写真は2022年のもの)【写真:Getty Images】
日本が中国相手に勝利(写真は2022年のもの)【写真:Getty Images】

U-17女子アジアカップGL最終戦で日本と中国が激突

 U-17日本女子代表は5月13日にインドネシアで開催されているU-17女子アジアカップでグループリーグ(GL)最終戦の中国戦に臨み、4-0で快勝。3連勝でグループBを首位通過したなか、敗れた中国の現地メディアは、「日本チームとは大きな差がある」と、4失点での敗戦を嘆き節で伝えている。

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 立ち上がりから日本ペースで進んだなかで前半9分、DF菅原千嘉の右クロスをFW佐藤ももサロワンウエキが合わせたシュートはゴールポストに当たったものの、跳ね返りをMF福島望愛が押し込んで先制。後半29分にはMF菊地花奈が相手最終ラインの背後へ抜け出した流れから追加点を決めた。

 さらに日本は後半41分、菊地が相手からボールカットした流れで独走しGKとの1対1を決め3点目を奪うと、試合終了間際にはコーナーキックからFW根津里莉日がヘディングシュートを決め4-0と大勝。3位以内のチームに与えられるU-17女子ワールドカップ(W杯)への出場権を懸け、16日の準決勝ではA組2位の韓国と対戦する。

 敗れた中国の大手メディア「SOHU」はグループ2連勝同士となった日本戦での敗戦を受け「実力差が大きすぎた」と指摘。中国は後半に入り日本陣内へ攻め込むシーンこそ作ったが、終わってみればシュート数(4対24)では大差をつけられるなど完敗となり「結局のところ、日本チームは優勝候補であり、最も強いチームだった」と見解を綴った。

 同メディアは、攻め手を欠いた前半の内容を踏まえ「前半戦は中国女子サッカーチームが完全に抑え込まれていたとも言え、戦術や心理面で日本チームとは差があった。特にメンタル面の耐性に関しては日本チームとは大きな差がある」と格差を指摘。「悲惨な失敗」と4失点での敗戦を伝えた。

 日本に敗れた中国は、グループ3試合で22得点と圧倒的な実力を示した北朝鮮との準決勝(16日)に臨む。U-17女子W杯の出場権は、準決勝で勝った2チームと3位決定戦の勝者が獲得するレギュレーションとなるなかで、ベスト4突破を果たせるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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