J1広島、新スタジアムで発生したバトン落下事故の調査を報告 15日鹿島戦は実施へ

リリースで発表【写真:Getty Images】
リリースで発表【写真:Getty Images】

リリースで発表

 J1のサンフレッチェ広島は5月13日、11日に広島サッカースタジアム(エディオンピースウイング広島)で行われたWEリーグ第20節大宮アルディージャVENTUS戦で、フラッグを掲出するバトンが落下した事故の調査を報告した。

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 フラッグを掲出するバトンが落下した事故は、11日のWEリーグ第20節サンフレッチェ広島レジーナ対大宮アルディージャVENTUSの後半4分ごろに発生。試合中継では大きな音が入っており、選手や客などが驚いた表情を見せていた。また、落ちたのは観客を入れていなかったバックスタンド側で、けが人は出ず、試合への影響はなかった。

 広島が発表したリリースは以下のとおり。

■事故の概要
発生日時:2024年5月11日15時7分頃 2023-24 WEリーグ第20節大宮アルディージャVENTUS戦後半戦プレー中
事故状況:フラッグを掲出していた吊りバトンが1階東側スタンド(バックスタンド)の上に落下。観客席のシートに一部擦れた傷がついた。(シートの破損はなし)
※当日当該スタンドに観戦者の入場はなく、負傷者の発生はございませんでした。

■事故発生後の対応状況
5月11日:本件事故発生について弊社担当者及び広島市担当者で現場検証。事故発生のプレスリリースを実施。
5月12日:弊社担当者及び広島市担当者立ち合いの下、施工業者が原因調査及び安全点検を実施。
5月13日午前:観客席上に設置している設備機器(照明など)の安全点検を実施。

■安全点検の結果
吊りバトンの落下原因は施工業者、広島市とともに現在も調査中であり、原因が判明し次第、改めてリリースをいたします。尚、フラッグを掲出する吊りバトンを設置していた天井裏の点検などを行い、安全を確認しました。

■今後の試合運営について
5月15日に開催する明治安田J1リーグ第14節鹿島アントラーズ戦は5月12日、13日の点検で安全が確認できましたので、予定通り開催いたします。尚、フラッグについては、落下した吊りバトンを設置していた場所での掲揚を行いません。フラッグの掲揚場所については現在検討中となっております。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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