マンU戦で伝説30mゴール…日本人レジェンドの一撃、過去20年ベスト弾に選出「大変光栄」

元日本代表の中村俊輔氏【写真:Getty Images】
元日本代表の中村俊輔氏【写真:Getty Images】

2006-07シーズンCLでマンU相手に決めたFK弾が過去20年のベストゴールに選出

 現・横浜FCコーチの元日本代表MF中村俊輔氏が2006-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で名門マンチェスター・ユナイテッド相手に決めた直接フリーキック(FK)がセルティックの過去20年のベストゴールに選出された。

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 中村氏は2005年から09年まで4シーズンに渡ってスコットランド1部セルティックでプレーし、アジア人選手初の欧州リーグMVPを獲得するなど輝かしい実績を残し、“レジェンド”としてその名をクラブの歴史に刻んだ。

 06-07シーズンにはセルティックをCLベスト16に導いた。グループリーグではイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドと対戦し、ホームとアウェー両方の試合で得意の直接FKから得点を挙げていた。そして本拠地セルティック・パークでおよそ30メートルの距離から叩き込んだ“伝説”の一撃がファン投票によって決まる過去20年のベストゴール(the Legendary Goal of the Season Awards)に選出された。

 中村氏はクラブを通じて、受賞のコメントを寄せている。

「この度はマンチェスター・ユナイテッド戦のFKがベストゴールに選ばれたとお聞きしました。大変光栄に思います。ありがとうございます。セルティックで過ごした4年間は私のサッカー人生に多くのものをもたらしてくれました。またいつの日かセルティック・パークに行きたいです。それでは素敵な一日をお過ごしください。Thank you」

 なお、このベストゴール賞には2008年4月のレンジャーズ戦で中村氏が決めた左足のアウトサイドドライブシュートもノミネートされていた。その活躍がクラブにもたらしたインパクトの大きさを物語っているといえるだろう。

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