チェルシーが“問題児エース”に年俸総額5年92億円を提示か 中国移籍阻止へ全力
今季15得点のコスタと契約延長の交渉開始 本人も残留の意思をアピール
チェルシーは中国移籍の噂も浮上していたスペイン代表FWジエゴ・コスタと契約延長交渉中であることが明らかになっているが、一部報道であった合意にはまだ達していないと、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
コスタは今冬の移籍市場で、中国1部・天津権健との接触が再三のように報じられ、年俸3000万ポンド(約42億円)という破格の待遇を受けるとも伝えられていた。しかし、衝突も噂されたアントニオ・コンテ監督が一連の報道を否定し、コスタ本人も過熱する移籍報道に反論するように自身のインスタグラムに「無駄な話ばかりしている。カモン、チェルシー」と投稿して、残留の意思をアピールしていた。
そしてコスタは、チェルシーとの契約が2019年までとなっているなかで、新契約締結に向けて交渉を行っているという。英紙「ザ・サン」では、給与総額ボーナス込みで6500万ポンド(約92億円)という新たな5年契約に合意済みと報じられていたが、あくまで交渉は“進行中”という段階で合意にはまだ時間がかかるという。
とはいえ、コスタ残留に向けて前進していることは間違いなさそうだ。チェルシーは2位マンチェスター・シティに8ポイント差をつけて、プレミアリーグ首位を快走する充実のシーズンを送っている。得点ランク3位タイの15得点を決めているエースストライカーの残留という朗報も間もなく届きそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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